2020年6月28日に開催された四谷大塚主催の全国統一小学生テスト(一年生)を長男が受けました。実際に受けてみての結果や問題の感想まで、詳細にレポートします。
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全国統一小学生テスト:一年生のテスト結果公開
まず、我が家の全国統一小学生テスト(小1)の結果をお見せします。
算数は良い感じですが、国語が平均以下の結果となりました。2020年6月の時点で9246人の小1のお子さんが受験してます。
新型コロナウイルスの影響もあり、受験を控えた家庭もあるなか、たくさんの子どもたちが一生懸命テストを頑張りました。
年長の11月に全国統一小学生テストを受けたときは、3793人だったので、同学年の人数は倍以上に増えてます。
全国統一小学生テスト:良い点を取るためのテスト対策
全国統一小学生テスト、年長のさいは問題にそのまま答えをかけば良かったのですが、小1からは、問題用紙ではなく別紙で解答用紙があるスタイルになります。
まずここが、小1の子どもにとって難しいところ。
「答えはわかったけど、解答用紙のどこに書けばいいのかわからない」という問題が発生します。
実際我が家も、全国統一小学生テストの過去問(解答用紙付き)に取り組んださいに、息子がかなり戸惑っていました。これはテストに慣れてるかどうかなども関係してきます。
少数ではあるものの、塾に通っている子はその点でテスト慣れしているので有利です。
また、全国統一小学生テストは小3からマークシート式になります。これも、マークシートが初めての場合は、本来の実力が出せない恐れがあるので、事前に家で練習したほうがいいかと思います。
↓なお、年長のときの結果は下記から。
全国統一小学生テスト:小1当日のテスト内容→算数(写真付き)
2020年6月28日の小1テストで算数は大問9まで出ました。どんな問題が出題されたのか、順番に見ていきましょう。(一部抜粋です。すべては載せてません)
大問1は、同数発見で線を結ぶ問題。大問2は、数の順序の問題ですね。この辺は算数の基礎レベル。
(3)なんかは、「真ん中にくる数はどれ?」なので、慌てると間違いやすい問題です。きちんと順番を入れ替えて考えることができるかが、ポイントになります。
大問3は合計の数
大問4は簡単な文章題になっています。
↑大問5、この辺から難易度がじょじょにあがっていきます。大問5は順番の問題ですね。
モモスケ、がんばって丸で絵をかいてきましたが、(2)の問題を間違えてしまいました。ただ、正答率の低かった(3)はきちんと解けたので、えらかったと思います。
大問6は、小1の問題集などによく出てきそうな問題です。うっかりミスなどもしやすい箇所です。また、後半は文章題となってました。
「あわせると」や「とると」、「ちがいは」などから、足し算なのか引き算なのかをわかっておく必要があります。
大問7は図形問題。得手不得手が分かれるところでしょうか。モモスケは以前こぐま会の「図形分割2」を終わらせているので、全問クリアしました。
こぐま会の問題集は、後々の小1のテストにも役立つくらいとてもおすすめ。
幼児はぜひやるといいでしょう。
大問8、大問9は、問題の文章がえげつないことになってきています。とにかく文字数多い!
この文章量を読み、何を聞かれているのか理解しないと解けないので、算数といえど文章読解力が必要になってきます。
まず、1ページ目が前提条件。
2ページ目に問題。もちろん、普段ゆる知育しかしていないモモスケは撃沈でした。
正直、これは出来なくても仕方がないと我が家は思っています。なにせ大問9は、正答率1~4%程度の難問。ここを解けるような賢いお子さんは、スーパーキッズと認定されてよいと思います。
以上が、2020年6月28日に行われた全国統一小学生テストの小1の算数の問題でした。
全国統一小学生テスト:点数の詳細と正答率一覧算数
正答率はこんな感じです。青い棒グラフが長いほど正答率は高め。問題によって点数も違い、最後の大問は7点と点数が高めに配点されています。
とはいえ、基礎問題も4点、5点分あると考えると、応用を解けるようになることよりも、基礎を落とさないことのほうが点数を上げやすいんじゃないかと思います。
基礎できちんと点数をとれれば、息子のように全国統一小学生テストでも偏差値60くらいは取れるということです。
以上、全国統一小学生テスト(小学一年生)の算数のレポートでした。
全国統一小学生テスト:小1当日のテスト内容→国語(写真付き)
さて、全国統一小学生テスト:小1算数に引き続き、国語のほうも見ていきましょう。(一部抜粋です。すべては載せてません)
国語は、息子は結果として平均以下という数値になりましたが、算数の大問9とか違い、めちゃくちゃ難しいというイメージありません。去年の過去問と比較しても簡単そうな内容に個人的には思いました。
大問1は正しい言葉の選択。微笑ましい問題です。
大問2は「てにをは」などの助詞の問題。
大問3はひらがなの並べ替えの問題。
ぱっと見、そんなに難しくなさそうですよね。
大問4は季節問題でした。息子、ここでも「問題の意味がわからなかった」とのことで全落とし・・・!!!(これは完全に実力不足)
あれ、おかしいな?こぐま会の「きせつ」やったんですが。
でも、おすすめです。こぐま会のきせつ。
大問5は、2ページの見開きを使った文章読解。
小1の春の問題にしては、けっこうな長文ですよね。(え、そんなことない?)
大問5は、話の理解みたいな問題。
大問6は位置移動の問題。↓
ゆっくり落ち着いて問題読めばわかりそうな気がしますが、息子はまんまと間違えていました。全国統一小学生テスト(小1)の国語の正答率は下記のような感じです。
〇でかこってあるのが、息子の間違えたところ。季節問題は正答率低いですね~。
以上、国語レポートでした。
四谷大塚の全国統一小学生テスト小学一年生結果の詳細レポ(小1)まとめ
全国統一小学生テスト、塾に通っていない我が家にとっては、子供のレベルを知ることができる手段として重宝しています。
問題も7割正解が平均値になるように作成されているので、内容も難しすぎず、子供が初めて受ける全国模試としても良いです。また、テストを受けたあとに貰えるレポートが、かなり詳細なので、今後の学習方針を決める参考にもなるかと思います。
さて、そんな全国統一小学生テストの対策として、良いと言われているドリルが「算数ラボ」。我が家も、次回までに算数ラボをやって、テストを受けようと思っています。
ちなみに次回の全国統一小学生テストの日程は2020年11月3日。
受けるみなさん、ともにかんばりましょう!